私自身戦争を経験していない世代ではありますが、沖縄に生を受け、国内で唯一激しい地上戦が行われ、武器を持たない一般市民を巻き込んだ２３万余の尊い命が失われた沖縄戦を振り返り、戦争は人間の「尊厳・家族・愛する人・大切な人・友人・自然・文化」すべてを崩壊させてしまいます。私は、先祖、両親の愛を通して与えられた命を通して、「自然・愛・平和」を基調としたメッセージを、同じ時代に生き行く者の一人として、子供たちや多くの人々に継続して伝えられるよう日々努力を怠らず、模範と成り、平和アクションに最善をつくして参ります。世界中の異なった文化、習慣を持った人々が、「兄弟姉妹」のように支え、助け合い、共に信じ分かち合えるような世界が訪れますこと祈念し、微力ながら私の生涯の役割と定め、世界平和に寄与して参りますこと、此処に誓い宣言いたします。又、一時も早く、戦争の為に使われている莫大な資金が、貧困で苦しむ世界中の子ども達や弱い立場の人々の為に役立てられますことを切望いたます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　2004年吉日：天地琉聖　

詩を書くときの基本はあまり考えないで自然に任せて
深いところからふっと言葉がでてきます。

この「立ち止まる兵士」も最初はそうでした。
曲をつけるということで少し言葉を書き足しました。

深いところから出てくる言葉というものは
全ての人の思いでもあると思います。
環境の思いでもあるでしょう。
神的存在の思いでもあるかも知れません。

「立ち止まる兵士」と言葉はなっていますが、
兵士を兵士じゃなく
ごく普通の人間として置き換えて考えてみてください。

兵士の行動の一歩は私たちの行動の一歩ということです。
言葉だって恐ろしい凶器になります。
言葉を発するとき、何か行動を起すときに
立ち止まって考えて欲しいと思うのです。

何気ないたった一言、一歩が
他者に、環境に、世界に及ぼす影響は多大です。

そういう意味で一番大切なのは、他者への「思いやり」でしょう。
他者を思いやれる人が増えるほど、世界へ平和になるでしょう。

人は誰かを愛するために
どんな人も愛されるために
生まれてきたのだと思います。

ふるいちまゆみ