ココロ&体の平安

●たばこの害について・・・
●お酒の害(アルコール飲料)について・・・
●カフェイン中毒について・・・

●危険な清涼飲料水・・
●危険な添加物・・・



たばこの害について・・・
◆たばこは全身のがんと密接な関係があります

たばこの害といえば肺がんがよく知られていますが、たばこは肺がんだけではなく、全身のほとんどのがんの発生と関わりがあります。たばこの煙に直接さらされる口腔、喉頭、肺はもちろんのこと、唾液と共に飲み込んだタールが触れる食道や胃、有害物質を分解・排泄する肝臓、すい臓、膀胱などにも、たばこを吸わない人に比べ、かかりやすくなっています。

さまざまな生活習慣病の原因に
心臓病や脳卒中を引き起こす

たばこには 血管を収縮させ血圧を上昇させたり、悪玉コレステロールを増やす働きがあるため、動脈硬化を促進し、
心筋梗塞や狭心症などの心臓病を引き起こしたり、脳梗塞などの脳血管疾患の原因となります。
煙の通り道、気管支や肺への影響大

たばこを吸い続けると気道や肺を常に刺激したり傷つけるため、たえずせきやたんが出る慢性気管支炎や、呼吸困難をともなう肺気腫などを引き起こします。

この他にもたばこは胃・十二指腸潰瘍・歯周病などの発症や病状の悪化に関わっています。さらにこれらの疾病に対するリスクは、たばこを吸う本人だけではなく、吸わない人がたばこの煙にさらされ、それを吸わされる「
受動喫煙」の場合にも高くなっています。

≪煙草を吸わない人の肺≫

≪煙草を吸う人の肺≫
◆吸わない人をも襲うたばこの害

たばこを吸わない人が、家庭や職場などで喫煙者のたばこの煙を吸ってしまうことを「
受動喫煙」といいます。たばこの煙には、主流煙、つまり喫煙者が直接吸う煙とたばこの先端の火のついた部分から出る副流煙が入り交じっていますが、有害物質は主流煙より副流煙に高い濃度で含まれているため、吸わない人も、受動喫煙によるさまざまな健康被害を受けています。
■主流煙を1とすると副流煙には・・・
タール 3.4倍
ニコチン 2.8倍
一酸化炭素 4.7倍
二酸化炭素 1.3倍
アンモニア 46倍
窒素酸化物 3.6倍
フェノール類 2.6倍
ベンゾピレン 3.4倍
■あなたとまわりの人の健康を守るために

現在、たばこを吸っている人の半数以上は、健康面や行動面でたばこによる支障が出る「たばこ依存症」と判定されています(WHO国際障害疾病分類による)。一方、たばこを「やめたい」あるいは「本数を減らしたい」と思っている人は約7割にのぼっています。禁煙がなかなか実行できないのは、意志が弱いからではなく、ニコチンが強い依存症を持つため。現に禁煙に成功した人でも、その6割は何回かの挫折を経験しています。諦めず禁煙にチャレンジしてみませんか?
■思い切って禁煙するには・・・

禁煙するには、主として「減煙法」と「断煙法」の2つの方法があげられます。

減 煙 法 断 煙 法
たとえば、1日目は19本、2日目は18本と徐々にたばこの本数を減らして行く方法。ただし、本数が減っても、吸い込む回数が増えたり、根本まで吸ったりしがちで、1日10本以下になるとそれ以上減らすのが苦痛になる。禁煙前の本数に戻ってしまうことが多い。 最初からきっぱりとたばこをやめる方法。禁煙による苦痛(ニコチンの離脱症状)が短期間で解消できるため、成功率が高い。離脱症状が強い場合は、医師の処方によりニコチンガムやニコチンパッチを使用し、一時的にニコチンを補給して苦痛を緩和することも可能。

■せっかく本数を減らしても・・・

たばこの本数を減らすと、自然とこれまでどおりニコチンを体内へ取り入れるような吸い方をするため、健康への影響はあまり変わりません。節煙より、やはり禁煙。どうしても無理なら、ニコチン製剤の使用について医師に相談しましょう。

★たばこを吸いたくなったら・・・


●ゆっくり深呼吸   ●水を飲んだり、歯をみがく
●「たばこを吸わないようにしよう」と声に出して言う
●軽い体操をする


そして以下の内容をご覧ください!!


 * 17歳で口腔癌

 * 末期癌の悲劇
 
 * 喉からタバコ

 * 33歳 肺癌死

 * 喫煙者のバージャー病

 * バージャー病で足切断

 * 喫煙者の肺 

 * 癌ができた肺

 * タバコはこんなに毒

 * 咽頭癌の衝撃的映像



                
≪たばこの害に関するニュース!≫

過去10年間に喫煙者の死亡率が、男性で1、6倍 女性で1、9倍となっている。 たばこの害から健康を守ることを目指す「たばこ規制枠組み条約」が2月に発効する。条約は、たばこの害についての警告をたばこ包装の30%に表示する義務や、5年以内のたばこの広告を全面禁止をきている。
(2005年1月15日(土)琉球新報夕刊掲載記事)


親が灰皿がわりに使ったペットボトルの中身を間違えて飲んでしまう事故が後を絶たないようです。
『水にニコチンが高濃度に溶け出している場合、わずか5分で死に至る場合もあるようです。
 →(財)日本中毒情報センター www.j-poison-ic.or.jp

●フロリダ保健局が公式発表!
人の吸ったタバコの煙で、年間5万3000人が亡くなっている。又、この事実をC Mで公に発表している!
たばこ販売を全面禁止 ブータン政府、世界初

【イスラマバード17日共同】ヒマラヤの小国ブータン政府は17日までに、12月17日からたばこの販売を一切、禁止すると告示した。レストランなど公共の場での禁煙を定めた国はあるが、
全国一律に販売まで禁止するのは世界初とみられる。政府系のクエンセル紙(電子版)によると、告示は店舗やホテル、レストラン、バーに対し、保管しているすべてのたばこを処分するよう指示。施行日以降にたばこを販売した場合、営業許可を取り消し、1万ヌルタム(約2万3800円)の罰金を徴収する。個人消費のために外国からたばこを持ち帰ることはできるが、100%の関税を課される。
(共同通信)
11月17日8時8分更新http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041117-00000027-kyodo-soci

カフェイン中毒について・・・
◆最近急増している飲酒による男性の無精子症候群

<無精子症とは?>

無精子症とは精液中に精子を認めない状態です。この場合は、精子がいないわけですから、通常では妊娠は得られません。

◆女性に於いては、飲酒によって子供ができにくい状況に陥る。

国の機関(厚生労働省、その他)の調査報告においても、性ホルモンに障害が起きるおそれがあると認めている。これは大変重要、且つ、早期に取り組むべき問題と誰もが認識できます!



●疑問??

この百害あって一利も無いたばこをはじめ、アルコール飲料が何故法律で守られ、私たち国民に与えられるているのでしょうか。また、現実に世界中で起きているトラブルには、アルコール飲料が大きく関与し、弱い立場の子供達や女性が犠牲になっている事実。そして、毎年飲酒による事件事故が多発している中、更には、飲酒運転による死者が増加傾向にある実態を改めて直視し、私たち大人が麻痺した意識を改め、模範となるべき時代に来ているのではではないでしょうか。
以下にアルコール問題の真実をほんの一部ご紹介いたします。

◆アルコールは発癌物質です。


タバコとがんの関係は常識ですが、アルコールも発癌物質だということをご存知でしょうか。食道がん、口腔がん (舌や口の中のがん)、大腸がんなどは特にアルコールとの関連が強いガンです。飲みながらタバコを吸えば、危険率は異常に高くなります。

◆アルコールは脳を萎縮させ、痴呆の原因になります。

アルコール依存症では細胞が減ることによって脳が萎縮し、脳室が大きくなり、脳の周囲の脳溝という溝も大きくなっています。脳が萎縮すれば知能は低下し、痴呆になります。たくさん飲めば、たとえ若くても萎縮が進み、痴呆になります。

◆アルコールは全身をむしばみます。

調査によると、日本の全入院患者の2割近くは、アルコールが原因か、またはアルコールで症状が悪化した人だということがわかっています。病室が6人部屋なら、その中のひとりはアルコールが関係しているということです。
体に入ったアルコールのほとんどは肝臓で分解されるため、飲みすぎの影響がもっとも出やすいのは肝臓です。肝臓はとても大切な、大きい臓器です。このため、少しくらいの障害ではなかなか自覚症状が出ないのが特徴です。健康診断で肝障害だと言われたら、たとえ症状が全然なくても油断してはいけません。


アルコールにやられるのは肝臓だけではありません。むしろ、アルコールにやられない臓器はないと言っても過言ではありません。がん糖尿病膵炎胃炎潰瘍末梢神経障害など、アルコール病はいくらでもあります。高血圧もお酒をやめるだけで直ることはよくあります。

◆アルコール依存症は「否認の病気」です。

アルコール依存症の人が、自分はアルコール依存症とすぐに認めることはまずありません。「自分にはアルコールの問題はない。あったとしても自分の力でコントロールできる。」と考えるのがふつうです。ということを聞くと、たいていの人は納得します。ところが、自分がアルコール依存症であるなどとは考えの外にあり、アルコール依存症は自分とはまったく違った人種であるという意識を持つことがほとんどです。それが「否認の病気」と言われるゆえんです。

ちゃんと仕事をしているからアルコール依存症ではない、肝臓の検査結果が悪くないからアルコール依存症ではない、などと考えるのは誤りです。飲酒をコントロールできなくなるのがアルコール依存症です。「コントロールしようと思えばできる」と考えるのはやはり「否認の病気」の徴候です。仮にアルコールの問題を認めたとしても、「自分の問題はアルコールだけだ」と考えるのを「第二の否認」といいます。

「否認の病気」にかかるのはアルコール依存症本人だけではありません。家族や同僚が、「あの人は酒飲みだがまさかアルコール依存症というほどではない」と考えるのも否認です。
こうした否認を乗り越え、アルコールに関する事実を直視することが必要です。
◆アルコールはドラッグです。


ドラッグなしではいられない気持ちになることを精神依存からだがドラッグなしではいられなくなることを身体依存といいます。ドラッグの量がどんどん増えていくことを耐性形成といいます。下の表のように、アルコールはこうした作用が強く、立派なドラッグです。アルコール依存症がお酒をやめられないのは意志の問題ではありません。ドラッグによる脳の障害の一種です。逆に言えば、意志が強いからといって自分のアルコールをコントロールできるとは限らないのです。


高度   中等度    あり     なし     不明

精神依存 身体依存 耐性形成
ヘロイン
アルコール
コカイン
覚醒剤
マリファナ
カート
LSD-25

●WHO(世界保健機構)の発表を基に作成

◆アルコールにからんだ事故で死ぬ人はたくさんいます。


アルコールにからんだ事故というと、まず頭に浮かぶのは飲酒運転だと思います。飲酒運転はもちろん大問題ですが、歩行中に車にはねられる人にも酔っ払った人が多いことは見逃されがちです。駅のホームを酔って歩いている人はよく見かけますが、ちょっと外側によろけて電車に接触すればまず死亡するのは目に見えています。

酔って階段を踏み外した経験のある人はかなりいることでしょう。まさかそれで命を落とすとは思えないでしょうが、実際には東京都内で一年間に100人以上の人が酔って階段から転落して死亡しています。飲んで自宅の風呂で溺死するお年寄りもたくさんいます。

このような事故は、お酒を飲む人には誰にでも起こりうることです。
アルコールの害は、アルコール依存症だけの問題ではなく、すべての人にかかわる社会問題なのです。

◆退職後アルコール依存症になる人が増えています。


毎日しっかり仕事をし、毎晩しっかり飲む・・・これがひと昔前の「できる」サラリーマンの像だったかもしれません。こうした人たちがやがて定年を迎え、それまで生き甲斐であった仕事がなくなった途端にアルコール依存症になる人が増えています。というより、それまでも実はアルコール依存症になっていても、仕事が歯止めになって飲む時間が制限されていた、または多少飲んでも大目にみられていたというのが本当のところのようです。

退職後のアルコール問題はさらに大目に見られることも多いのですが、今度は歯止めがまったくなくなりアルコール依存症は急速に進行します。これからの長寿の時代では、退職はまだ人生の折り返し点です。せっかく自分のために使える時間をアルコールで台無しにしては悲惨です。
アルコールは脳を萎縮させ、ボケを促進することは証明されています。「酒は百薬の長」というのは、人生が50年以下だったころの古いことわざと思った方がいいでしょう。「お酒は百害あって一利なし」これが真実です。

◆子どもの飲酒が増えています。


子どもの飲酒が増えている、と聞いても、自分も子どもの時から飲んでいたとか、子どもが大人の真似をしたがるのは成長の原動力であって当然と思う人が多いのではないでしょうか。
ところが、いまの子どもの飲酒の現状は昔とは全然違います。高校生では男女ともに4割以上がお酒を飲んでいる、と聞いてもやはり大部分の人は驚かないでしょうが、問題のひとつは飲むことの理由です。
高校生がお酒を飲むのは大人の真似をしたいからという理由はむしろまれで、おいしいと思うから、という理由が半分を占めています。これは明らかにちょっと試しに飲むという範囲を越えています。

悲しかったり、さびしかったり、つらかったりした時に飲む、という理由は、お酒をドラッグとして使っているということで、すでに依存症のはじまりであるとも言えます。事実、飲酒をきっかけに次の段階として覚醒剤などに手を出してしまう高校生が多いこともわかっています

◆アルコールによる国民全体の損害は莫大です。


日本で一年間にアルコールに関係した病気のために支払われている医療費は1兆円以上にのぼり、これは国民総医療費の約7%に相当します。

アルコールに対して社会が払っているオカネは医療費だけではありません。事故、犯罪、生産性の低下など、すべてを合計すると6兆6千億円なると計算されています。酒税の総額は約2兆円ですから、国としてはその3倍以上を使って後始末をしていることになります

◆活性酸素にいついて・・・

体のサビ(老化)

人は酸素を吸い細胞のミトコンドリアでエネルギーを得て生きています。その過程で発生するのが「フリーラジカル」。よく聞く「活性酸素」は他の固体に極めて攻撃的になった酸素のことです。

適量のフリーラジカルは殺菌作用があり有益ですが、多過ぎると鉄が錆びるように体を錆びさせてしまいます。抗加齢医学ではこの脅威を「酸化ストレス」と呼び老化を進める最大の危険因子と 考えている。

フリーラジカルの発生源は精神的ストレスや飲酒、喫煙、食品添加物、農薬、排ガスなど様々。

 そのものから放出されたり肝臓で代謝される際に発生し、放射線や紫外線からも出ます。

 日焼けは健康的イメージがあるが、屋外で働く人は対策が必要です。

○これに対し、人には「抗酸化力」と呼ぶ防御の仕組みがある。一部の酵素や補酵素も抗酸化力を高める抗酸化物質。

◇フリーラジカルの発生量と抗酸化力のバランスが良いほど健康と言うわけです。

   サプリメントより運動や食事重視を!

酸化ストレスの程度は、酸化で傷ついた遺伝子などを調べて判定できます。

 愛煙家やアルコール依存者、極端にやせた人、糖尿病の人は抗酸化力が不足しがちです。

 先ずフリーラジカルの発生源から逃げるのが大事なことです。

 禁煙・禁酒など地道な努力に加え、ストレス管理にも気を使いましょう。

 適度の有酸素運動も有効です。「運動がフリーラジカルを増やす」との心配は無用。

 軽いジョギングで発生するのは微量で逆に体内の抗酸化酵素を刺激し、抗酸化力が数日にわたり高まります。マラソンなど激しい運動は別で大量のフリーラジカルが発生する。(人が一呼吸するだけで、2%の毒性酸素が生まれると言われています)

抗酸化物質を代表するビタミンA、C、Eは緑黄色野菜、海藻、果物で補給しましょう。やはり食事が基本!

 お酒をやめるために
    全国の断酒会のご案内 http://www.dansyu-renmei.or.jp/
 ◆沖縄アメシストの会事務局(県断酒連合会事務局内)大城、電話098(857)1513。 断酒と心の健康の回復を目指すため「支え合い」を誓った沖縄アメシストの会
 ◆アルコール依存症の妻を持つ夫の会in関西 http://www.h2.dion.ne.jp/%7Etommyk/
 ◆涙の谷 http://home.earthlink.net/~etsko/links.html
>>>>>>>>> お酒の害についての記事 <<<<<<<<<
●アルコール依存症怖さ訴える!/岡 八郎講演会  タイムス2004/9/3朝刊

アルコール依存症ゴスペル歌手の娘さんと、アルコール依存症怖さ訴える!日本国を訴える切り札に、依存症家族を集い署名を集める。インターネット利用。国際弁護士を教会員採用!

●アルコールの健康被害、たばこと同等  REUTERS 2005.2.4

ストックホルム大学のロビン・ルーム教授は、ロイター通信とのインタビューで、死亡や障害につながるという意味において、アルコールの摂取はたばこや高血圧と同等の健康被害をもたらすとの見解を示した。
教授は、アルコールは口腔や肝臓、胸部のガン、心臓疾患、脳卒中、肝硬変など、60種以上の疾病に関連がある、と説明。そのほかアルコール摂取により、自動車事故や溺死、転倒、殺人行為などが発生するリスクも高まると指摘。
さらに、「世界で見ると、疾患全般の4%がアルコール摂取によるもので、たばこや高血圧と同水準の疾患や死亡を引き起こしている」と述べた。
たばこによる疾患は全体の4.1%、高血圧によるものは4.4%。
教授は、「アルコール摂取は、世界的に大きな健康問題となっている。特に、裕福になりつつある途上国と、工業国では重大な問題だ」と語った。

●アルコールと痛風の関係を究明したハーバード大チェ・ヒョンギュ博士

一般的に酒を全く飲まない男性に比べ、1日50グラム以上の酒を飲む男性は2.5倍、1日30〜50グラムの酒を飲む男性は2倍、1日15〜30グラムの酒を飲む男性は50%、1日に10〜15グラムの酒を飲む男性は30%痛風にかかる確率が高くなると明らかにした。

●戦後の高度成長期に酒類の消費は飛躍的に上昇した。

その結果、アルコール依存症は220万人となり、死亡、離婚、失職が増加し、そのほか飲酒運転、傷害事件などの社会問題が生じた。最近、イッキ飲みによる死亡、酒乱家庭の子の人格障害、青少年や老人と女性飲酒者の増加が注目を浴びている。
 本年7月、厚生省はわが国のアルコールによる年間死亡者は3万人弱、アルコールの飲み過ぎによる経済的損失は、年間6兆6千億円以上という驚くべき数字を発表した。後者は酒税2兆円のなんと3倍以上である。

<1993年10月15日毎日新聞より>

●お酒で嫌な思いしてませんか/酒害、初の全国調査/厚労省

酒の飲み過ぎで体を壊したり、酒乱で家族や他人に暴力を振るうなど、社会にはびこる「酒害」の実態をつかむため、国立療養所久里浜病院の樋口進臨床研究部長を主任とする厚生労働省の研究班が三十日までに初の全国調査に乗り出した。

「百薬の長」のイメージの陰で、長引く不況を背景にアルコール依存症の増加が懸念され、飲酒運転、イッキ飲みによる急死なども深刻化している。厚労省は、調査結果を参考に酒に寛大な"酔っぱらい天国"返上を目指す。

調査は本年度中に、無作為に選んだ全国の成人男女三千五百人を対象に実施。調査員が戸別訪問し、飲酒の頻度や量、家庭環境、就労状況、肝炎やがんの病歴などを尋ねる。
さらに依存症かどうかを診断するための質問を行うほか、「酒で大切な人との関係にひびが入った」「家族の飲酒で嫌な思いをした」など生活上の影響も詳しく調べ、二○○五年春に報告書をまとめる。
●飲酒国家日本/過ぎれば精神障害も/認識したい「薬物」の一面/潜在するアルコール依存症<1997年2月21日> 朝刊 1版 オピニオン5面(木曜日)

大量のアルコール消費国であったフランスやイタリアなどの国々でも近年、大幅に消費量が減少している。そんな中で、日本は増え続ける。テレビ、雑誌などによる広告や対人関係でストレスが多い、といった社会背景もあってのことであろうか。飲酒層も老若男女、とりわけ女性層、老人層の増加が目立つ。

ビールで大瓶六本、ウイスキーだとダブルで六杯以上を毎日飲む人を大量飲酒者という。平成五年で二百三十四万人いるとされ、そのうち何万人かが飲酒コントロールを失うアルコール依存症へと進行していくのは間違いなさそうだ。
依存症は家庭不和、失職、事件・事故、身体疾患、社会的信用の失墜を招く。
「内科治療でまた飲める体に戻してくれるだけの一般病院の入退院、家族が困り果ててただ収容するだけの精神病院への入退院」を何十回繰り返すか分からない。

それでも本人や家族にこの病気の恐ろしさや回復はあっても治癒はない、という認識がない限り、確実に待っているのは死(凍死、事故死、自殺も多い)か、飲めない環境に置くこと、つまり精神病院や施設などに入るしかない、と言っても過言ではない。

いつかは終止符を打たなければならない家族の尻(しり)ぬぐい状態(本人の不祥事の後始末)は、共依存という家族もまき込むことになり、専門家や自助グループ(断酒会など)を介さないでは、解決の糸口はなかなか見えてこない。
ちなみにアルコール依存症者の平均寿命は五十二-五十三歳。またアルコール乱用による社会的損失は、年間六兆六千億円と推定されている。
一般的に、アルコール中毒者はだらしない、意志が弱いといった偏見や誤解が根強い。米国のフォード元大統領夫人のように「私はアルコール依存症です」と公言できる人は少ない。従って治療の場面に登場させるのを遅らせているといえよう。

この病気は、意志や性格にはほとんど関係なくかかる。大変有能な人も例外でない。芸能人や作家にも依存症で亡くなった人は多い。

無礼講という特別枠を用意せざるを得なかった、つまり本音の付き合いが酒という媒介を通してしかできないわが国の民は、酒の席での失態にも寛容になる。実はそれが酒の問題の深刻さを気づかせにくくしている。いまだにイッキのみ(のませ)による被害者も後を絶たず、過去十年間で六十七人死亡という報告もある。
幸いに徐々にではあるが、企業の中にも酒害予防教育に着手する動きがあり、厚生省も酒類自販機の撤廃方針を示した。


何かと飲む機会の多いこの時期、体質的に飲めない人、飲まない人の立場を同席者は十分尊重し配慮してほしいと思う。一杯を勧めたつもりが、取り返しのつかないことになる場合もある。勧めた人にもその責任の一担はあるが、結局本人に全部ふりかかってくる。
何の抵抗もなく飲用しているアルコールだが、身体面、精神面に障害をひき起こす「薬物」であるということを私たちはもっと知るべきである。(兵庫県高砂市西畑三ノ一ノ二-四〇八、精神科ソーシャルワーカー=投稿)

●[視座]/仲村永徳/断酒会/支え合って地域で活動
<1999年4月1日> 朝刊 1版 オピニオン4面(木曜日)

県内十八番目の断酒会として、三月十九日豊見城断酒会が結成されました。金城豊明村長はじめ約百人の関係者が集い記念式典が挙行されました。
この一年間県断連は全日本断酒連盟第十四回九州ブロック大会を担当したり、久米島断酒会を発足させたり非常に多忙な一年でした。断酒会の力強い活動にはいつも感銘を覚えます。
アルコール依存症は、かつては「慢性アルコール中毒」とか「アル中」と呼ばれていた病気で、現在はアルコール依存症と呼ばれています。

「このへんでやめておこう」と思ってもなかなかブレーキが利かないという「飲み方のコントロール」が利きにくくなる病です。飲酒欲求が亢進(こうしん)する精神依存、飲まないと手が震えたりする身体依存や酒量が増える耐性が備わってきます。
そのためアルコール依存症を中心とした個人の問題、夫婦や子供の家庭問題、怠業や失業などの社会的問題など多くのアルコール関連問題が出てきます。


アメリカ、フランス、日本でもアルコール関連問題に要する費用は、酒税の三倍と膨大な額だといわれています。慢性疾患の糖尿病が文明病といわれるように、アルコール依存症も文明社会を悩ませている病気の一つです。
特に大酒家に発病率が高く進行性の慢性疾患です。ビジネス、付き合い、ストレスなどと理由のいかんを問わず何年間も飲み続けると、知らず知らずだれもが罹(かか)りうる病気です。女性と若年者の飲酒人口が増加し、アルコール依存症も増加傾向にあるのが最近の特徴です。

昭和六十年厚生省発表では、少なく見積もっても二百二十万人のアルコール依存症者がいることが分かりました。アルコール依存症はごく一般的な病気です。従来、アル中というと飲んだくれのホームレス、暴力を振るうロクデナシで自分と関係がないと思っている人が多かったと思います。

この病気が、あまりにも日常的な飲み物である「お酒」に含まれている薬物エチルアルコールの乱用から起こるために、手が震える、仕事ができなくなるなど、はっきりした症状が出るまでは分かりにくいのです。
しかし、症状が出てきても本人の自覚が得られるかというと、むしろ「自分は病気でない。アル中ではない」と病気の存在を否定します。そのため、「否認の病」といわれています。

間違った病識を持ち、不思議なことに、他の病気と違って自分にない症状を探し、飲酒を合理化し飲み続けようとします。「自分は手は震えない」「暴れない」「仕事はしている」などです。
この否認は、「飲んでない」とうそを言ったり、飲まない約束を簡単に破ったり、飲酒を人のせいにしたりしてさまざまな問題行動の形をとって表われます。


しかしその否認の背景には、飲酒欲求の亢進、ブラックアウトといわれる健忘、酒なしの生活が考えられない、依存症への誤解と偏見、病気の自覚がないなどの要因があります。
そのため十-二十年にわたって家族もこの病気に巻き込まれていくため、「アルコール依存症は家族の病気」とも呼ばれています。この否認をいかに突き崩し、正しい病識を持ってもらうかが回復にとって大きなカギになります。
従って、慢性疾患であるアルコール依存症治療には家族も含めて三、四年と長期間かかります。病院での入院を含めた治療は、アルコールを抜き、諸臓器を治療しアルコール教育をする救急処置であり、断酒するための準備期間です

「断酒会やAA(匿名者の断酒会)なくしてアルコールの治療も回復もない」と言えるほど断酒会の存在は重要です。互いに支え合って、生活の場で断酒し続けるには地域断酒会がぜひ必要です。
「市町村に断酒会を一つずつつくる」ことを県断連は目標にしています。県内各地で活動中の断酒会、AAや家族会の皆さまの今後のご活躍を祈念いたします。


なかむら・えいとく 1969年長崎大学医学部卒業。長崎大学精神神経科、山口県防府中央病院、五島中央病院を経て81年沖縄県立精和病院勤務。96年沖縄県立総合精神保健福祉センター勤務。「沖縄シャーマニズムと精神科臨床」で学位取得。主に、アルコール症治療にかかわり、県断連顧問。

●断酒で新しい人生を/インタビュー/玉城幸子さん(県断連家族会会長)/依存症は家族を崩壊/交流広げ、悩み吐き出す    <1997年1月24日> 夕刊 1版 くらし(3)

「アルコール依存症についてもっと皆が考えてほしい」と語る玉城幸子・家族会会長
アルコール依存に苦しむ夫らを支え、家族として酒害者とともに回復することを目的に、県断酒会連合会の家族会が昨年十一月発足した。県断連を組織する十六の断酒会中、現在家族会があるのは沖縄、那覇、南部の三会。これら三会をまとめ、家族会としての活動を充実させていこうとする玉城幸子・家族会会長に活動の抱負などについて聞いた。

<県断連家族会の発足にはどういう意義がありますか。>
私自身、夫の酒害に巻き込まれ自分は被害者と思っていた。だが家族会(南部断酒会家族会)に参加して、加害者でもあったと知った。普通の人になってほしい一心で、飲むなとしかったり、酒を取り上げたりしていた。酒を飲まずにはおれない原因を知らず、一方的に相手を追いつめるようなことがあったと反省しました。家族はひたすら悩んでいる。アルコールの被害は、家族ぐるみ、親戚ぐるみで巻き込まれます。病気を知り、家族も同じように立ち直らないと断酒の応援はできないし、新しい家族にはなれません。家族会の重要性を痛感します。


<三つの家族会ではどのような活動をしているのですか。>
断酒会の例会に家族も一緒に参加し、酒害者を追いつめたことや苦しかった体験を話す。話すことによって、皆同じような道をたどっているのを知り、励まし合える。夫や息子の断酒に協力しながら、自分自身の心の回復を目指します。
家族会としても月に一回、家族だけで体験を話し合い、依存症について勉強する。恥ずかしいとか、自分ひとりの悩みと思っていたことが、病気であると知るようになる。酒をやめるだけじゃなく、家族として新しい生き方を探るという前向きな考え方でやっています。

<玉城さんが断酒会、家族会に参加して感じたことは何でしょう。>
皆さんの話を聞いてまず、酒害の恐ろしさがよく分かった。またそれまで悩んでいたことを隠していたが、その悩みを吐き出すことができ、安心し余裕ができた。 飲んでいる時は大変だけど、酒をやめた夫は立派なものだと思えるようになった。好きな酒を止め、新しい人生を歩み始めた人たちを素晴らしいと思えるようになった。自分も苦しかったけど飲んでいる人も苦しかったのだと理解できるようになった。 底辺、どん底の生活を味わった人たちが一生懸命頑張っている姿を見ると頭が下がる思いです。しょんぼりして涙ながらに話していた人が話すうちに明るくなっていく。断酒会の不思議な魅力を感じる。本当にこの人たちが酒を飲んでいたのかと思うくらい、みなさん輝くようになる。

<県断連の家族会の課題を教えてください。>
二年前に亡くなった夫は生前、立ち直れたのは会のおかげだと言っていたし、私自身も会のおかげで立ち直れたと思う。今年は組織づくりに力を注ぎたい。各断酒会に家族会をつくりたいし、家族会同士の交流も深めたい。断酒会や家族会にかかわらず酒害に悩む人も大勢いると思うが、病気という認識ができれば、むしろ安心して会に来てくださると思う。誰もが最初からのんべえではなかったはず。飲んでいる時はマイナス面しか見えず、過去のよかった点は忘れてしまう。そして相手を追いつめてしまう。アルコール依存症は家族の崩壊にまで行き着いてしまうこわい病気だが、立ち直れば元のすばらしい家族に戻ることができる。断酒会の中には、「アル中になってよかった。新しい人生を発見できた」と言う人も多い。飲んでる時は地獄だけど、新しい人生は極楽とも言われる。一人で悩まず参加してほしい。

<行政などに対する要望などはありますか。>
職を離れてしまったりして生活が苦しい酒害者、家族が多い。断酒会の県外研修などに派遣したいけれど余裕がありません。行政の方には、そのような機会に積極的に参加できるようバックアップしていただければと思います。
沖縄は特にお酒天国だと思う。依存症になる若い人も増えているし、働き盛りにストレスが原因で酒に頼ってしまう人も多い。社会全体が依存症について真剣に考えてほしいと思っています。
WHOのアルコール問題対策いよいよ!
第58回WHO総会 決議26 2005年5月25日

議題13.14
アルコールの有害な消費により引き起こされる公衆衛生の諸問題

第58回世界保健総会は、以下に述べる認識の上で決議を行なう。

去の総会決議の再確認。すなわち第32回・決議40(アルコール関連問題に関するWHOプログラムの作成)、第36回・決議12(アルコール消費と関連問題:国の政策とプログラムの作成)、第42回・決議20(ドラッグ及びアルコール乱用の予防とコントロール)、第55回・決議10(メンタルヘルス:対策への要請に応える)、第57回・決議10(交通安全と健康)、同・決議16(健康増進と健康的なライフスタイル)、同・決議17(食事・運動・健康についての世界戦略)。

界健康リポート2002によれば、全世界の疾病の4%、死亡の3.2%がアルコールによるものであり、またアルコールは開発途上国(死亡率の低い)では筆頭の、先進国では第3番目の、健康へのリスク要因であること。

アルコール消費のパターン・状況・全体量は人々の健康に影響を与え、また有害な飲酒は疾病・ケガ・暴力(特に家庭内での女性と子どもへの暴力)・障害・社会問題・若年死の最も大きな背景であり、精神疾患とも関連し、個人・家族・地域・社会全体の福祉にとって深刻な影響を及ぼすばかりでなく、社会・健康上の格差を広げるものとなっていること。

アルコール消費が負の結果を招くリスク、中でも自動車の運転、職場、妊娠中については、そのリスクを強調しなければならないこと。

アルコールの有害な使用による健康問題の広がり、危険な飲み方の流行(特に若者の間)が、多くの加盟国で危惧されていること。

アルコールによる酩酊は、他の精神作用物質の使用や安全でないセックスなどリスクの高い行動を招くこと。

アルコールの有害な使用が招く社会的損失、つまり医療コスト、社会福祉と矯正制度のコスト、生産性低下と経済発展の阻害などが懸念されること。

いくつかの加盟国においては、アルコール飲料がいつどこでも容易に入手できる傾向が増し、人々の健康にとって脅威となっていること。

アルコール関連の害を減らすための戦略と手法につき、有効性の検証が積み重ねられていること。

アルコール消費という問題につき、個々人が前向きに生活を変える決断を自身で行なう力を培うべきこと。

かなりの数の加盟国はアルコール消費にからむ固有の宗教・文化的感覚を持つことを考慮の上、この決議における「有害な」という言葉は健康上の影響に限った意味であり、宗教的信念や文化的常識への偏見をいかなる意味でも含まないこと。

1.加盟国への要請

(1)アルコールの有害な使用による健康と社会への負の結果を減らす有効な戦略とプログラムを、開発、実施、評価すること。

(2)アルコールの有害な使用を減らすため、科学団体、専門団体、非政府組織やボランティア団体、民間セクター、市民組織や企業など、関係するあらゆる社会・経済団体の協力を引き出し、積極的で適切な関与をうながすこと。

(
3)事務局長に要請される以下の作業について、必要に応じ、関心を持つ加盟国が自発的に支援すること

2.事務局長への要請

(1)加盟国によるアルコール関連の害のモニタリングを支援し、政策の有効性を科学的・経験的に実証していくよう後押しするため、事務局の機能を強化すること

(2)アルコールの有害な使用による健康上の問題を減らすため、国際的な協力を強めることを考慮し、世界・地域レベルで必要な支援を引き出すこと。

(3)アルコールが人々の健康に影響する可能性があるさまざまな側面について、さらなる科学研究を行なうことを考慮すること。

(4)第60回総会(2007)において、アルコール関連の害を減らすための証拠に基づく戦略と介入を、有害な使用により引き起こされた健康問題の総括を含めて、報告すること。

(5)アルコールに関連する害を減らすための有効な政策と介入についての勧告を作成し、その戦略とプログラムを加盟国が実施・評価するのに役立つ技術的ツールを開発すること。

(6)アルコール消費と、それによる健康・社会上の結果についてのデータをさらに収集・分析するため、世界および地域の情報システムを強化すること、そのため加盟国に技術的支援を提供し、データがない分野についての調査を促進すること。

(
7)ヘルスケア分野でアルコール問題を発見し処遇を行なえるよう、またアルコール消費の有害なパターンにより患者が抱える問題にヘルスケアの専門家が対処する能力を高めるよう、世界および地域での活動を促進・支援すること。

(8)有害なアルコール消費を減らす効果的な政策とプログラムの実施を促進するため、加盟国、政府間組織、保健の専門家、非政府団体および他の関連団体と連携すること。

(9)有害なアルコール消費による健康への影響を食いとめるため、製造企業・農業・販売部門の代表と公開で協議する場を設けること

(10)この決議の実施の進捗状況につき、理事会を通じて第60回総会に報告を行なうこと。

第9本会議2005年5月25日
第58回総会<WHO/世界保健機構>http://www.who.int/en/

WHO神戸センターhttp://www.who.or.jp/indexj.html


カフェイン中毒について・・・


健康情報に振り回されると不健康に!

テレビや雑誌の健康情報はあまりにも一片的で、視聴者(読者)をむしろ不健康に導いてしまうようなものが多いのには困ったものです。

最近のテレビ番組で、「基礎代謝を上げるにはカフェインが有効。3〜4時間おきにコーヒーを飲むと効果的」なんていっているのを聞いて、さすがの私たち関係者も唖然。こんなこと真に受けて実行したらとんでもな〜い!!

コーヒー・チェーンなどは、「コーヒーにはポリフェノールが多く、ガン予防に」と宣伝していますが、どんな植物だってポリフェノールが多いのは当たり前。それよりも、問題はカフェインが強力な麻薬ともいえる物質だということ。すぐ思考がハッキリしたり、疲労が減った感じがしたり、精神高揚効果があります。このため、アメリカのフィットネス系サプリメントにはカフェインを加えたものが多いんです。でも、カフェインの中毒性、副作用はかなりのもの。サプリメントで摂るなんて論外ですが、基礎代謝アップのために1日何杯ものコーヒーを飲むことだって、健康に深刻な害をもたらします。

骨粗しょう症や心臓発作を起こす可能性が50%も高い

カフェイン鉄分の吸収を阻害するのは知っているでしょう?女性は生理があるため、ただでさえ鉄分の排泄が多いのに、一日何杯もコーヒーを飲んでいたら、鉄欠乏性貧血の心配が…。

その他にも、体から亜鉛、カリウム、カルシウムなどのミネラル、ビタミンCやB群を奪うことが知られており、このためエネルギー代謝を始め、多くの代謝に支障がでます。1日にコーヒーを5杯飲む人は、飲まない人に比べ、骨粗しょう症や心臓発作を起こす可能性が50%も高くなるといわれています。

カフェインの過剰摂取(1日300mg以上)は>ホルモンバランスを崩し、乳房の病気や前立腺障害の原因に。最近では膀胱ガン、尿路ガンの原因となることが報告され、DNA複製を妨げることも証明されています。妊婦は、一日コーヒー約4杯に含まれるカフェインで、異常出産の原因になるとさえいわれるのです。

コーラ類や紅茶にはインスタント・コーヒーと同じくらいカフェインが含まれていますし、緑茶、ウーロン茶、ココア、チョコレートなどにも含まれます。市販薬に多量のカフェインが含まれているケースもあります。多くの人は自分が思っている以上にカフェインを摂っています。健康を保つためには、自分の生活から極力カフェインを省いていきたいもの。ちなみに、カフェインの入っている飲み物はインシュリン分泌に対しても影響があることから、4・3・3ダイエット実行時には御法度であることはご存じの通りです。

コーヒーやコーラをやめると、頭痛やイライラ、震えなど、カフェイン中毒の禁断症状を表しますが、24〜48時間あれば乗り越えられるはず。ハーブ・ティー、麦茶、ルイボスティー、薬草茶、ノンカフェインコーヒー、ミネラルウォーターなど、カフェインの入っていない健康的な飲み物に切り替えましょう。

カフェインの含有量
 飲 料 (1瓶あたり)
 コカコーラ 64.7mg  
 ドクターペッパー 60.9mg  
 ペプシコーラ 43.1mg  
 ダイエット・ライト 31.7mg  
 コーヒー(インスタント) 66.0mg  
 コーヒー(ドリップ式) 146.0mg  
 紅 茶 46.0mg  
 ローズ茶 40.0mg  
 緑 茶 46.0mg  
 ココア 13.0mg  
 売 薬 1錠または1カプセルあたり  
 アナシン(カフェイン抜きのもの) 32.0mg  
 エキセドリン 65.0mg  
 バイオ・スリムT 140.0mg  
 デキサトリム 200.0mg  
 エンピリン 32.0mg  

毎日コーヒーなどのカフェインを取っている方へ

 カフェインのビック3は、コーヒー・コーラ・チョコレートですが、栄養ドリンクなどにも含まれています。コーヒーですと1日3杯以上飲んでいる人は飲みすぎだと思います。
 カフェインは麻薬と同じように直接脳に作用して、精神を高騰させたり、疲労感を減らしてくれてすっきりした気持ちにしてくれます。毎日コーヒーを飲んでいるカフェイン中毒の人がコーヒーを飲まないとどうなるでしょうか?イライラしたり、頭痛がしたりなど禁断症状が出てきます。まさに麻薬と同じです。

カフェインの摂り過ぎと関係があると思われる病気や症状
生理前症候群
頭痛
低血糖症
乳房の病気(乳腺炎、乳がんなど)
関節炎(リュウマチを含む)
緑内障
高血圧
不安神経症
不眠症
坐骨神経痛
骨粗鬆症
異常出産
前立腺の病気(前立腺肥大、前立腺ガン)


カフェインの摂取過多は中毒を引き起こす可能性があります。そして、禁断症状も起きます。

例として、
強い不安感パニック発作に類似した症状を引き起こす。
不眠状態になり、体が震えたり、不安な気持ちが増大し、めまいや虚脱状態、
不整脈などの症状が出たりします。

短時間で(1時間とも2時間とも言われています)0.5g〜1g以上のカフェインを
摂取すると中毒症状が発症します。
軽度の急性症状は0.2g程度からも発症するようです。


カフェインが不妊・流産を引き起こす要因となっているとの報告もあります。カフェインの害については多く言われてきており、医学誌にも頻繁に報告されている。

老化を促進、免疫を下げる、消化を損ねる、血糖値のバランスを悪化させ体重増加や精神不安定の原因になる。
◆コーヒーに含まれる208の酸によって、消化不良、酸のバランス悪化の原因となる。
◆ビタミンBを吸収してしまう。カルシウム、マグネシウム、ポタシウム、鉄分、微量ミネラルを排出する作用がある。
コーヒーを常用する女性は、骨粗しょう症、貧血、疲労、体調不良を訴えることが多い。

≪カフェインが含まれている飲み物≫
 例 / コーヒー・紅茶・コーラ・お茶飲料全般 
      (薬草・麦茶(ノンカフェインと表示されているもの)・ルイボスティ・ハーブティを除く)

※風邪や病気の状況での薬に含まれるカフェインにつきましては、緊急と言う事で、臨機応変に対応すると良い思います。また、遭難などの命に関わる緊急時、つまり他に飲料水が無い場いにつきましても、個々の判断で対応してほしいですね。

以上のカフェイン飲料は少量でもつづけることで習慣性がついてしまい、妊婦さんなどには大変危険な成分です。悪い成分は、努力して避けるようにしたいものです。

留意点
体に悪い物を手に取ってしまう消費者が生産者を繁栄させてしまう。子供達の為にもここは是非、大人が模範となりたいものです。
『カフェインなどが入った習慣性のある飲み物を止めたいけど、何かほかにないのだろうか?』とお探しの方へ。

ハーブティー、生ジュース、豆乳、・・・・・など探せばいろいろありますが、ハーブティーも使い方を間違えれば体調がかえって悪くなったり、生ジュースも冬の季節には体を冷やしたりしますのでご注意を。
さてここ登場するのが、体によく満足できるものといえば、たんぽぽコーヒーでしょうか!!
たんぽぽコーヒーに秘められた力&関連情報

タンポポ
には
人参よりも多くベータカロチンが含まれ、バナナより多くのポタシウム大豆より多くのレシチンほうれん草より多くの鉄分、また豊富なビタミン、カルシウム、りん、マグネシウムも含まれている。

さらにタンポポの利尿作用やタンポポのクメステロールのイソフラボンの効用を挙げている

タンポポの効用は、「治療」にあるのではなく、むしろ「予防」にある。含まれるビタミン・ミネラル・バイオーアクティブな要素が、抵抗力を維持するのである。

たんぽぽコーヒーは酸味や苦味のない、コーヒーのリッチな味わいそのままに、さらに微量ミネラルを含む。

たんぽぽコーヒーアイス・ホットなんにでもさっと溶け、だまが残らない
◆「コーヒーよりおいしい」「本物のコーヒーと同じぐらい良い香り」と、評判がキープできる唯一の代替コーヒー飲料。たんぽぽコーヒー
◆[ DandyBlend ] たんぽぽコーヒーは、自然に含まれる果糖の甘さです。だからお砂糖を加える必要がありません。
たんぽぽコーヒーはノンカフェインだから、お休み前に飲んでも大丈夫。リラックス効果で熟睡効果があるという人もいます


また、美味しくてミネラル豊富の『たんぽぽコーヒー』は、無理なくコーヒーを卒業!
お酒がなかなか止められない方にも、肝機能強化
人気1のたんぽぽコーヒーを、是非お試し下さい。

※ノンカフェインのたんぽぽコーヒーで、不妊・流産を予防しましょう!
※授乳中のママ・発育盛りのお子様にもたんぽぽコーヒーはオススメ♪


危険な清涼飲料水http://tabemono.info/report/report_9_2.html
(一部コーヒー、お茶飲料等好ましくないコメント含む)




危険な添加物リンク集の一部

 1)http://www.aa.alles.or.jp/~palette/ecology/eco-additives%20list.html

 2)http://www.mesimahonpo.com/tenkabutu.html

 3)http://www.h3.dion.ne.jp/~npo/tenkabutu.htm

留意点/清涼飲料水全般が要注意です!
(購入する前のチェックをお勧めします!!)


〜アナタの健康や命までも脅かされます。また、生まれてくる新しい命の為にも、是非学んで下さい!!〜




内閣府官房/政府広報より

平成21年度から、消費者が主役となる「国民本位の行政」に大きく転換します。

地方と政府が連携し、消費者の声が届くネットワークを創ります。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/shouhisha/leaflet.pdf




「人・地球応援団サポートメンバー大募集!




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